日本ハムの「ビッグボス」新庄剛志監督(50)が赤星臨時コーチ招へいの理由を語った。

 7日、新庄監督の推し進める「8人の臨時コーチ計画」の第2弾として阪神OBの赤星憲広氏(45)とが沖縄・名護キャンプを訪れた。

 赤星氏は午前中、本球場で野手陣に実演を交えて走塁の技術指導を行い、午後はサブグラウンドでバッテリー陣にランナー目線で見た走りにくい投手のクイック論を講義した。

 新庄監督は報道陣に「赤星君を呼んだポイントは走塁、盗塁技術じゃない。何だと思いますか?」と問いかけ、その答えについてこう回答した。

「みんなの想像では5年連続盗塁王の走り方を教えてもらう、という方なんでしょうけど、(自分の目的は)どのピッチャーが走りづらかったか? そっちなのよ。で、ピッチャーとキャッチャーを集めて赤星君がどのピッチャーが走りづらかったか、どれだけ速いクイックだとスタートが切れなかったかを講義してもらう」

 赤星氏の熱血指導は午前、午後にまたがり1時間強続いた。