日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は10日、幕内宇良(木瀬)と十両平戸海(境川)が新型コロナウイルスに新たに感染したことを発表した。芝田山部長は「症状などはわかりません。まずは報告を受けた段階。幕下以下については集計しきれていないので、まずは資格者(関取、親方など)から。来週から力士、年寄など可能な協会員からワクチン接種する予定です」と説明した。

 相撲協会は前日9日に大関正代(時津風)ら関取9人、親方11人の感染を発表。1月の初場所後、協会員の累計感染者数は252人に達したことを明らかにしていた。