【アリゾナ州スコッツデール12日(日本時間13日)発】米男子ツアー「フェニックス・オープン」3日目(TPCスコッツデール=パー71)、首位とは6打差の13位から出た松山英樹(29=LEXUS)が猛チャージを見せた。6バーディー、1ボギーの66で回り、通算11アンダーの7位に浮上した。

 1番でパーパットを外しボギースタートとなったが、8番からの連続バーディーで前半は1つスコアを伸ばした。底力を見せたのが後半だ。15番パー4で2オンに成功し、怒とうの3連続バーディーでスコアを伸ばした。

 通算14アンダーで首位をキープしたサヒス・ティーガラ(米国)とは3打差。松山は「チャンスがある位置で終われたのは良かった。スタートからいいプレーができればチャンスはある」と表情を引き締め、最終日で2016、17年に続く大会3勝目を狙う。