歌手の和田アキ子(71)が13日、司会を務めるTBS系「アッコにおまかせ!」に出演。北京五輪のスキージャンプの混合団体で、日本の高梨沙羅(25=クラレ)ら5選手がスーツ規定違反で失格になった問題について言及した。

 和田は11日、自身のツイッターに2018年の園遊会で高梨と撮った写真を投稿。「本当に、よく頑張りましたね」とつづっていた。

 番組で和田は「(飛ぶ)前に分からないんですかね」と疑問を呈しつつ、「どっちがどうとは言えない」と検査担当者らにも配慮した上で、「失格って分かった後の、今でも泣きそうだけど、2回目の沙羅ちゃんがよく飛べた」と、高梨が1回目のジャンプを無効とされた後も、気丈に2回目のジャンプに臨んだことを褒めたたえた。

 続けて「ヘルメットからつらい顔が分かってきた。でも、1回目が無効だと2回目にかけないといけないから、その時の気持ち、本人しか分からないつらさ、飛ばなきゃいけないっていう。それ考えたらメダルとかの問題やない。褒めてあげたい。ほかの言葉いらない。よく頑張ったとしか」と改めて高梨をねぎらった。