女優・波瑠主演のテレビ朝日ドラマ「愛しい嘘～優しい闇～」第５話が１１日に放送され、終盤の怒濤展開で、ＩＴ社長・雨宮秀一（林遣都）の不審な過去が明らかになった。

　主人公の漫画家アシスタント今井望緒（波瑠）らが中学の同窓会で１４年ぶりに集まり、校庭に埋めていたタイムカプセルから１４年前に家が火事になり転校した同級生の名前が書かれた不審文面が出てきたことを機に、仲が良かった６人グループにトラブルが続き、岩崎奈々江（新川優愛）、野瀬優美（黒川智花）が相次いで不審死するなど、予想がつかない物語展開に。ネット上では今後考察が白熱している。

　第５話では弁護士の本田玲子（本仮屋ユイカ）の不審に映った行動が、純粋な理由であったことが描かれたが…終盤、中学時代からあこがれだった雨宮と恋仲になった望緒は、なぜか突然「違和感」を感じ、玲子の調査で、紳士的に振る舞う雨宮が２年前に恋人への暴力で逮捕され、その恋人が死んでいることが明らかに。次回予告では「結婚をえさにお金をたかっていた」とクズ男だった当時の雨宮のやさぐれた写真などが映された。

　ネット考察では、これまでも雨宮をめぐっては「整形別人説」や、正体は家が火事になった「中野幸」ではないのかとの指摘があがっていた。さらに予告のクズ男写真では、雨宮がタバコを持っている手が「左手」だとの指摘も相次いで、別人説などを加速している。中学時代のシーンでは雨宮は右利きだった。

　ドラマの公式ＳＮＳでは、撮影合間のショットなど、関連画像などが紹介されている。