歌手・森山直太朗が新曲「愛してるって言ってみな」のミュージックビデオ(MV)で〝丸刈り〟姿を披露した。

「愛してるって言ってみな」は3月16日にリリースする20周年オリジナルアルバム「素晴らしい世界」から、2月14日に先行配信された楽曲。今の時代だからこそ、あえて言葉=フィジカルにするところから、すべてが始まるという想いが込められている。
 
 バレンタインデーに合わせて解禁されたMVの舞台は、架空の寺「愛大寺」(あいだいじ)。お寺の和尚(森山)と、その和尚の娘を好きになってしまった修行僧(上川周作)。禁断の恋に戸惑いながらも、寺に出入りするさまざまな人に見守られながら少しずつ成長していく修行僧の姿に、自分の過去の後悔を重ね合わせ、全力で応援することを決心した和尚が、最後はなぜか華麗なダンスで修行僧を鼓舞するストーリー仕立てのMVだ。

 約2時間半かけて特殊メークで仕上げられた〝丸刈り〟の完成度は高く、愛大寺で展開されるさまざまな和尚、娘、修行僧のリアルな生活感が描かれているかと思えば、突然、和尚と修行僧が宇宙を飛んだり、ハイテンションなダンスを披露するなど、誰も想像できない展開をするのもこのMVの見どころだ。

 森山は「出来てホヤホヤ、ツルツルなMVが仕上がりました。僕は和尚さん役で、共演した上川くんと2人で踊ったり宇宙を飛んだり、それはもう修行のようなときでした。『愛はフィジカル!』を合言葉にスタッフ、演者一丸となって作り上げたこの作品、是非皆さまにもご覧いただきたいです。よろしくお願いします」とコメントしている。