J1の「開幕対戦カードオンライン記者会見」が15日に開催され、神戸のFW大迫勇也(31)と名古屋のFW柿谷曜一朗(32)がお互いの印象を明かした。

 両チームは開幕戦(19日、豊田ス)で激突するが、エース同士が会見に出席。それぞれ勝利を誓い、ピッチ上より一足早く〝舌戦〟を繰り広げた。

 その中で、お互いの印象について語る場面が。まず柿谷が「僕がどうこういう前に、日本のエースですから。止めるのは非常に難しいし、どの状況でもゴールを奪える選手。昔同じ時期に代表に選ばれた時も、大迫選手のいいところはマネできなかったし、そこはリスペクトしている」と最大級の賛辞で大迫の実力を評した。

 一方の大迫は「なんか申し訳ないですね、いろいろ気を使ってもらって」と〝謙遜〟。その上で「柿谷選手は昔から有名な選手だった。本当に天才で。僕が追いかけてきた立場」と同じストライカーとして背中を追いかけてきた存在と吐露。そして「名古屋でも違いを見せていて、注意しないといけない」と開幕戦に向けて警戒感を強めた。

 世代をけん引してきたストライカー同士による激突が楽しみだ。