フィギュアスケート女子の五輪金メダリスト、キム・ヨナさん(韓国)が、ROCのカミラ・ワリエワ(15)をめぐり、集中砲火を食らっている。

 キム・ヨナさんはワリエワの個人種目出場について、14日と16日の2回にわたりフェイスブックで〝抗議声明〟を発表。「ドーピング規定に違反をした選手は試合に出場できない。この原則に例外があってはならない。全ての選手の努力と夢は等しく尊い」と訴えていた。

 これがワリエワ派を刺激したのだろう。韓国紙「朝鮮日報」は、キム・ヨナさんに対してロシア語や英語で「ワリエワはまだ15歳じゃないか」「少女を非難しても恥ずかしさを感じないのか」「ワリエワの無実が明らかになれば謝罪することを忘れないでください」「キム・ヨナ選手に大きく失望しました」などとする批判メッセージが寄せられていると報じた。

 同国メディア「エクスポートニュース」によると「30歳のおばさんが、15歳の少女に恥をかかせた」といった強烈な書き込みもあったという。ワリエワはSPで首位発進したものの、17日のフリーでジャンプの精彩を欠いて4位に終わっていた。