ドイツ1部Eフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠(38)が現役引退を〝否定〟した。

 クラブは18日に長谷部と今季限りだった契約を1年延長し、2023年夏以降は27年までコーチに就任する契約を結んだと発表した。長谷部は自身のインスタグラムを更新し「話し合いの中でクラブからの信頼を強く感じ非常に嬉しく思います。その信頼に応えられるよう頑張っていきます」と書き込んだ。

 その上で「※ちなみに選手として2023年で引退するという事は決定事項ではなく、また来年の春頃にクラブと話し合って決める事になっています」とし、引き続きプレーする可能性があることを追記した。

 長谷部は08年にJ1浦和からドイツ1部ボルフスブルクに移籍。ニュルンベルクを経て14年にEフランクフルトに加入した、守備的MFやDFとして活躍。来季はドイツで16季目を迎える。日本代表では歴代最多81試合でキャプテンを務め、18年のロシアW杯を最後に代表からの引退を表明した。