俳優の笠松将(29)と阿部純子(28)が19日、映画「リング・ワンダリング」初日舞台挨拶に出席した。

 笠松は「こんな大変な世の中の時に映画を公開できて幸せに思ってます。見てくれる人がいて本当にうれしいです」と感謝の言葉を述べた。

 阿部と共演した印象について問われた笠松は撮影中、ほとんど話をしなかったという。

 そんな中でも「朝から晩まで大自然の中で撮影していると疲れて撮影の合間に寝てることがあって。そんな時に阿部さんが栄養ドリンクをそっと買って来てくれた。本当に優しい人だなって思いました」と話した。

 一方の阿部は「縁の下の力持ちって言うんですかね。チームを引っ張ってくれる存在。撮影の中盤ぐらいに私をおんぶするシーンがあっても全然、弱音も吐かない。この映画も背負ってるし、私自身も背負ってるし(笑い)」と話すと笠原から「うまいこと言えてないから(笑い)」と突っ込まれるなど息ぴったりだった。