北京五輪で最も株を上げたアナウンサーは、日本テレビの辻岡義堂アナ(35)だ。人気急上昇しており「ポスト桝太一」として期待されている。

 義堂アナは公式マスコット「ビンドゥンドゥン」が好きすぎるアナとして中国で人気となり、「ギドゥンドゥン」という愛称が付いた。現地では写真撮影を求められるほどだ。

 北京五輪は20日に閉幕し、義堂アナも近々帰国するが、戻ってきたら〝待遇〟は大きく変わっているだろう。「義堂さんは現在、スポーツ中継を中心に活動しています。北京五輪での人気ぶりを見て、日テレの看板アナとして売り出せないか、という声が局内から上がっています。男性アナの看板だった桝さんが退社するので、その後継者ということです」(日テレ関係者)

 スポーツ番組だけではなく、ニュース番組などでも活躍してほしいということだ。ポスト桝アナとして期待されるのは、ギドゥンドゥン人気だけではなく、ここまでノースキャンダルなのも大きい。

「日テレの男性アナだと上重聡やラルフ鈴木などが週刊誌に取り上げられたことがある。一方、義堂は特になく、北京五輪でも日テレのイメージを大きく上げたとして局内から感謝されているほど」(制作会社関係者)

 2011年にはフリーキャスターの鷲尾春果と結婚し、現在は3児のパパでもある。鷲尾のブログにもたびたび登場し、家庭人としてのイメージも抜群。まさに非の打ちどころがない。

「唯一の意外な過去と言えば、学生時代に『湘南江の島 海の女王&海の王子コンテスト』の『海の王子』に選ばれたこと。眞子さんと結婚した小室圭さんも選ばれており、〝先輩〟だったということですね。日テレのバラエティーでネタっぽく取り上げられたこともありますが、今はちょっと難しいですね」(前出日テレ関係者)

 元海の王子の称号は使いにくいが、ギドゥンドゥンの前途は洋々だ。