お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志（４６）が、フジテレビ系「呼び出し先生タナカ」（４月スタート。日曜、後９・００）でゴールデン番組初ＭＣを務めることが２０日、分かった。同番組は勉強と笑いを融合したバラエティーで、旬な芸能人たちが“生徒”として呼び出され、学校にまつわる一斉テストに挑戦。広島大学工学部出身と高学歴を持つ田中がＭＣ兼“先生”を務め、愛のあるいじりでゴールデン帯を盛り上げる。

　１８８センチの高身長、広島大学工学部出身の高学歴、売れっ子で高収入？。“３高”とうわさされる田中が、高学歴のスペックを生かすにピッタリな教育バラエティーで本領を発揮する。

　同番組は、俳優やアイドル、芸人ら旬なゲストが、先生役の田中に“生徒”として呼び出され、５教科のほか、日常生活の常識やセンスを試す実技テストに挑戦。生徒たちの見られたくない誤答を田中が愛情たっぷりにいじり倒す。

　ラジオ番組でパーソナリティーを務めるほか、フジテレビ系「世界の何だコレ！？ミステリー」などテレビ番組でも引っ張りだこの田中。アンガールズデビュー２０年という節目にゴールデン・プライム帯で初ＭＣを務める心境を「こんな僕に大役をいただけるなんて！芸能界に入って一番うれしい！と思いました」と素直に喜んだ。

　キモカワキャラで知られるが、数学と物理に日本建築が得意分野という知性を武器に「“愛”と“正義”と“厳しさ”を兼ね備えた先生になりたいです。甘い環境下の芸能界に鋭くメスを入れて、批判覚悟で挑みたいと思います！」と“開校”へ意気込んだ。

　同局はこれまで「平成教育委員会」（１９９１～９７年）や「クイズ！ヘキサゴン２」（０５～１１年）など勉強と笑いを交えた教育バラエティー番組を製作し番組から上地雄輔、つるの剛士、里田まい、スザンヌら数々のスターを輩出してきた。その系譜を継ぐ新番組だけに、日曜の夜に注目が集まりそうだ。