女優浜辺美波(21)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ドクターホワイト」(月曜午後10時)の第6話が21日、放送される。
浜辺が演じる白夜(びゃくや)は、公園で白衣姿で倒れているところを「月刊メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴(柄本佑)に発見される。記憶喪失で、名前以外は分からずに社会性ゼロだが、医療の天才的な知識を持っている。将貴は白夜を妹の晴汝(岡崎紗絵)と住む家に連れ帰り、母親の旧姓から雪村白夜と名乗らせる。正体不明の白夜は天才的な診断力で誤診を覆し、患者の命を救っていく。高森総合病院の高森巌院長(石坂浩二)は病院内の各科から精鋭を集め、診断に特化した総合診断協議チーム(comprehensive diagnosis team)、通称CDTを立ち上げる。娘で内科医の麻里亜(瀧本美織)をリーダーに据え、白夜をメンバーに加える。
原作は樹林伸氏の小説「ドクター・ホワイト千里眼のカルテ」「ドクター・ホワイト神の診断」(角川文庫)。
第6話では、ライバルであるAI診断チーム・JMAとの診断対決に勝利したものの、依然として解散の危機に立たされているCDT。万が一解散となれば院内にメンバーの居場所はなくなるため、チーム内には不穏な空気が漂う。そんななか、皮膚科医の夏樹拓実(勝地涼)はJMAで心臓外科医として働く元同僚から、外科医としてまた一緒に働かないかと誘われる。
時を同じくして、白夜もJMA代表の藤島(安井順平)の自宅に招かれ、JMAへの移籍を持ちかけられる。同席した将貴は、その真意を聞き出そうとするが、次の瞬間、廊下に将貴の妹の晴汝の悲鳴が響き渡る。駆けつけると、藤島の息子・誠(青木凰)が階段から転落し、意識を失っていた。
誠はすぐさま病院に運び込まれるが、目を覚ますと、強打した頭部ではなく、腹部の激しい痛みを訴える。到着したJMAの医師が診断を急ぐなか、CDTも診断協議を始めるが、なぜか脳神経外科医の仙道直樹(高橋努)は姿を見せず、夏樹と精神科医の西島(片桐仁)も移籍をめぐって言い争いに。一方で、誠の症状は命に危険が及ぶまでに悪化。もはや一刻の猶予も許されないなか、CDTはチーム発足以来、最も難しい病名診断を迫られる。