三宅健(42)が22日、東京・新橋演舞場で、主演舞台「陰陽師 生成り姫」の公演初日を迎えた。

開演前の取材で共演者たちから「美しすぎる」と言われるほど妖艶に安倍晴明を演じた。木場勝己(72)は「僕は晴明さん大好きです。それにふさわしいくらいの美しさです」と感嘆。音月桂(41)も「美しい眼力にやられてしまっている。女性から見ても妖艶で、『雅』っていう言葉がすごく合う晴明様です。そのエネルギーをお借りして私も頑張りたいし、美しさを磨いていきたいと思います」と絶賛した。

ジャニーズ事務所の後輩、林翔太(32)は「健くんの素の美しさがそのまま晴明に合っていて。毎回、ドキドキしながら演技をさせていただいています」と明かした。人一倍美容に対する意識も高く、年齢を感じさせないルックスで「奇跡のおじさん」とも呼ばれる三宅らしく、演技力や表現力だけではなくハイレベルな“ビジュアル力”でも周囲を魅了している。

夢枕獏氏の同名人気小説を舞台化し、平安時代に鬼にむしばまれた姫を救い出す物語。三宅は「今までにない、人間味あふれる安倍晴明になっていたらうれしいです」とアピール。コロナ禍で開演を迎え「大変な状況ではありますが、お芝居を上演している間は嫌なことを全て忘れるように、皆さんを平安の世に誘えるようにしたいと思います」と呼び掛け、ほほ笑んだ。【横山慧】