ヤングGが続々合流だ。巨人のドラフト1位・翁田大勢投手(22=関西国際大)と、同5位・岡田悠希外野手(22=法大)が23日に、沖縄キャンプが行われている那覇へ合流する。

 大勢、岡田はキャンプ前に新型コロナウイルスに感染し出遅れたものの順調に回復し、その後は入念な調整を続け、大勢はブルペン投球も再開。もともとキャンプ一軍メンバーだった岡田は、22日に行われた二軍戦・広島戦(那覇)で初実戦となると、初打席で三塁打を放つ鮮烈デビューを飾った。

 原監督からの期待も大きい。「若い選手が2人来るよ。大勢君と岡田君。我々も見ておきたいというのはあるし、(試合で)使うために来るわけじゃない。状況が良かったらというのはあるけれどね」と、両選手の現状把握のために招集することを告白。アピール次第では、実戦での起用の可能性もありそうだ。

 ルーキーでは、既にドラフト3位の赤星、次いで2位の山田が一軍に合流済み。それだけでなく、今年の春季キャンプにはプロ2年目を迎えた秋広や中山など、将来を期待される若手選手が数多く一軍でしのぎを削っている。新たにルーキー2人が加わることで、し烈な争いがさらに激化しそうだ。