元プロ野球選手の清原和博氏(54)が23日、那覇市内で人命救助後、中日の二軍キャンプ地・読谷を訪れ、PL学園高の2学年後輩となる片岡篤史二軍監督を激励した。

 約1時間半もの対談を終えた清原氏は「こういう形で再会できて感謝しています」と第一声。内容について「今の選手の接し方とか。現場から離れているので、片岡監督にはタイガース時代のこととかいろいろ苦労された話とかを聞いた。タイガースでは打撃コーチで今回は二軍監督ということで視野も広く、立浪監督との信頼関係もすごくいいと思うので安心です」と笑顔で語った。

 片岡二軍監督も「懐かしい話も一言で言い表せない話をしました。立浪監督には一軍の戦力になれる選手を一人でも多く育てて、清原さんにはナゴヤ球場にも足を運んでもらいたい」と熱望する。

 その上で清原氏は立浪監督へも向けて「一、二軍のそれぞれ監督という立場で、本当に強いチームをつくってほしい。PL時代のような春夏連覇した、あんな全国制覇できるチームを2人でつくっていってほしいです」とエールを送った。