作家の乙武洋匡氏が24日、ツイッターを更新。ロシアのウクライナ侵攻に関連して持論を述べた。

 乙武氏は「今回のロシアによるウクライナ侵攻にはまったく賛同できませんが、日本国内に暮らすロシア系の方々に対する非難や嫌がらせをすることも、また違いますよね。そこは、しっかりと分けて考えていきたいものです」と指摘した。

 さらに続けてツイートし、「もう少し正確に言うならば、『今回のウクライナ侵攻は正当だ』と考えるロシア系の方に対して、『その考えはおかしい』と非難や反論することは問題ないと考えます。しかし、ただロシアにルーツがあるという理由だけで、彼らが肩身の狭い思いをするようなことがあってはならないと思っています」と真意を解説した。

 ごく一部ではあるがツイッター上には在日ロシア人に対するひどい書き込みもある。乙武氏はこうした反応に冷静になるよう呼び掛けているわけだ。