明石家さんまが26日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。TBS系「ラヴィット!」にMC川島明の〝代役〟で正式オファーがあったことを明かした。

 さんまは「このコロナ禍で実は先週の木曜日、『ラヴィット!』という朝の番組からオファーが来たんですよ」と告白。「川島がコロナになって。(代役は)タレント同格の人が行くのよね。TBSは俺を川島と同格だと思ってる」と笑わせた。

 さらに「俺もそういうのちょっとやりたかったしやね、朝8時から10時というのがつらかったですけども、『おお!やるわ!』って言うたんです」と一度はオファーを承諾したという。

 しかし事態は急転。打診を受けた当日、吉本興業の岡本昭彦社長と面会したといい、その話を知らない岡本社長はその日、「ラヴィット!」に出演したハリウッドザコシショウの暴れっぷりを「朝からお笑い向上委員会にしようとしてますわ」「革命的」「すごい面白かった」と絶賛したという。

 さんまはそれを聞くまで「出たらそうやろうと思ってた」「どうせ1回やし、向上委員会みたいにして、世間に何と言われようが『さんまがやるとこうなる』っていうのを、朝のワイドショーでやりたかった」と意気込んでいたが、「その日にザコシショウが暴れよったから『あ、同じことになるわ』と思って断ったんです」とオファーを蹴ったとか。

 さらにさんまは「ザコシショウが出てなかったら、おそらく木曜日に出る気持ちだった。『これはあかんわ』『ザコシショウがやってしもうたわ』と思って、連絡入れて。そしたらTBSさんが『えー! 出るみたいなことおっしゃってましたやんか』って言うてました」と苦笑した。