脳科学者の茂木健一郎氏(59)は1日、ツイッターでクイズ番組「東大王」(TBS)に言及した。

 かねて「東大王」に否定的で「クイズのガチ勢はいいけれども、『東大王』などという破廉恥なブランディングをいいと思って(伊沢くん本人は違うと聞いている)、東大王が賢さだと思っている人たちは、ぼくの分類によるB層である」と持論を展開。

 B層とはマスコミ報道に流されやすい人々を指す造語だ。

 その上で「東大生、東大の教員の99%以上は、クイズ番組に全く興味ないと推定されます。大学の学問はあんな陳腐な中学入試レベルの話とは隔絶しています」と指摘。

「『東大王』というブランディングは、二重、三重に社会的害悪です」などと、厳しい言葉で批判した。