大阪への移籍を発表していた仮面女子・星流さりあ(せいら・さりあ=23)が1日、東京・秋葉原で「アーマーガールズ卒業式」を行った。

 アーマーガールズの星流は昨年12月、「活動拠点を大阪に移し、イースターガールズへの移籍」を報告した。祖父が亡くなったことをきっかけに大切な家族がいる地元・大阪で過ごしたい、将来的に大阪で愛されるタレントになりたいと2つの理由を掲げていた。この日の卒業ライブは派生ユニット「ほわいと☆milk」からスタート。研究生、候補生、ぱー研究!、スチームガールズ、アリス十番と全ユニットに交じり思い入れのある楽曲を披露。アマガの「PROUD☆KNIGHT」で締めくくった。

 卒業証書を受け取り、最後のあいさつで改めてファンに感謝の思いを伝え、2つの目標の他に「仮面女子をもっと盛り上げて日本武道館でワンマンライブをやりたい」と宣言。甲冑マスクをステージに置き、東京での活動を終えた。

 ライブを終えると「始まる前はてんやわんやでパニック状態。実感がないままゴールまで走りきっちゃった感じです。メンバーからの手紙でホロリとなったけど、卒業ではなく移籍なので、まだまだアイドルを頑張ろうってテンションです」と笑顔で振り返った。

 目標に挙げた日本武道館ワンマンについて「武道館でライブをしているアイドルさんを見てきた。360度見渡してお客さんがいる環境というのは、私はしたことがないんです。私も同じステージに立ちたい。下(アリーナ)を台車に乗って走り回りたい」とコメント。イースターガールズに移籍したら、大阪のメンバーと切磋琢磨しつつ東西グループ全体での盛り上げていくつもりだ。

 イスガの印象を問われると「イースター、お祭りって感じですか。アマガと違ったワイワイさがあるイメージ」と答えた。大阪へ初めての移籍になることに「東京では3つのユニット(アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズ)があるんですけど、大阪は一つじゃないですか。団結感があるイスガになじめていけるのか不安なところもあるんですけど、合同ワンマンで一緒になったメンバーもいるので、不安もありつつワクワク感もあるって感じです」と話した。イスガに向けた〝バチバチ宣言〟は「仲間意識も大切だけど、ライバル意識を持って活動していったら、もっともっと上を目指せるんじゃないかな」説明し、さらなる飛躍を誓った。

 センター・月野もあは「さりあちゃんはアマガ愛がすごい。仮面女子になりたいっていうメンバーがほとんどだけど、さりあちゃんはアーマーガールズになりたいって言ってくれた。イスガでも大活躍し、輝くことができると思う。仮面女子が全ユニット固まったときは一緒のステージに立ちましょう」とエールを送った。

 星流は「7日に一度落ちたバイク免許の学科試験を受けます。1点足りなかったので、今度こそ! バイク免許とイスガ移籍で新たなステージを突き進みます」と力を込めた。