元フジテレビでフリーの近藤サトが３日、フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」で、詐欺サイトの被害にあったことを告白。「着物を詐欺に使うな」と激怒した。近藤はツイッターで、ネット通販で袴を購入したものの、詐欺サイトだったことを明かしている。

　近藤は最初、この詐欺サイトについて「大変作り込まれたＨＰで、電話番号がないとか、住所が変だとかありますが、すべてそろっていた」と完全に信じていた様子。

　そこで袴を見つけ、１万２０００円を銀行振り込みで支払った。予定なら５日程度で届くはずだが、まったく届かなかったことから不信に思い、業者に電話したところ、「現在使われておりません」となってしまい、詐欺に気付いたという。

　近藤は「今から思えば奇妙な点は多々あった」といい「看板の文句と、売ってる商品が違う。こんな物を売っていると書いているのに、（その商品が）売ってなかった」と振り返った。「振込先が個人名だった」ことも「致命的だった」。

　詐欺と分かり、振り込んだ銀行に問い合わせ。近藤の振り込みを確認したあと「振り込め詐欺救済法の手続きが取れる部署にお電話いただけますか」と言われたといい、銀行も詐欺口座として認識していたという。

　近藤は「着物ってニッチな物じゃないですか。それを詐欺行為に使われたのはむかっ腹が立った。着物を詐欺に使うなと」と怒り心頭の様子だった。