国際政治学者の舛添要一氏(73)が3日、ツイッターを更新。国際パラリンピック委員会(IPC)が3日、北京パラリンピックにRPC(ロシアパラリンピック委員会)とベラルーシの選手の出場を認めないことを発表したことに言及した。

 舛添氏は今回の発表を受け「北京パラリンピック、IPCは方針転換して、ロシアとベラルーシの選手の出場を認めないことにした。何か後味の悪い感じがする。選手には何の罪もないからだ」と複雑胸中を明かした。

 その上で「戦争で中止になったり、ボイコットされたりした大会はある。残念ながら、五輪開催で戦争を抑止できるほど世界情勢は生やさしいものではない」とスポーツと政治は別ではない、という厳しい現実を指摘した。

 IPCは2日にRPCとベラルーシの参加を容認することを声明を出していたが「大会に重大な結果をもたらす可能性が高い」として一転して出場を認めないこととなった。