元ボクシングの世界王者でタレントの竹原慎二が千原ジュニアのユーチューブチャンネル「千原YouTube」に出演し、4月9日に行われる村田諒太とゲンナジー・ゴロフキンの世界統一タイトル戦について言及した。

 竹原は渡嘉敷勝男、畑山隆則と3人でゲスト出演し「聞けない!裏の話~ボクシング編~」とテーマにジュニアとトークを繰り広げた。

 日本人初のミドル級世界王者になったことについて竹原は「運がよかったんですよ。アウトボクシングのスピードのあるチャンピオンだったら、おれ多分チャンピオンになれてなかったと思う」と振り返った。

 ジュニアから村田の印象について問われると竹原は「今は強いですね。オリンピック獲ってデビューした頃は『これ絶対世界チャンピオンになれない』と思いました。手が出ないガードばっかりでダメだなって思ったんですけど。試合をクリアするごとに段々よくなって最近の世界戦2試合ぐらいがすごいいいですよね」と評価した。

 しかしゴロフキン戦については「ちょっと厳しいと思いますね。やっぱゴロフキンですから」とジャッジ。渡嘉敷は「だから本気で行けるからいいんじゃないですか。破れかぶれ負けて元々でいくからね」と擁護した。

 ジュニアは「日本でゴロフキンが見れるのがすごい。心情としては、もしゴロフキンが倒れる所が目の前でみたいなことになると…」と期待を寄せると畑山も「可能性は無きにしもあらずですよね」と話した。

 ゴロフキンは9月にカネロ・アルバレス戦が控えており「村田君に負けたらできない可能性があるじゃないですかビッグマッチが。こんちきしょう、舐めてんのかという気持ちで(リングに)上がれたほうが村田君は力を出せる」と話した。