巨人・村田修一打撃兼内野守備コーチ(41)が6日、日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)の試合前練習で猛ハッスルした。

 現役時代は三塁の名手だった村田修コーチが、往年の輝きを垣間見せた。前日の遊撃守備で一塁へ悪送球した吉川尚輝内野手(27)と岡本和、増田大、中山とともにおもむろに遊撃に位置に着くと、見ているだけでなく自らもノックに参加。代わる代わるゴロをさばいては一塁に送球する動作を繰り返した。

 珍しい実演指導となったが、さすがに現役選手と同じペースで練習をこなすのは酷な話…。息を切らせ、時折一塁送球もワンバウンドしてしまって「あぁ~っ!」と絶叫していたが、柔らかなグラブさばきは健在だった。その後は「オラァァ!」とノックを乱れ打ち、守備力向上に力を入れていた。