10日に放送された沢口靖子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」(毎週木曜午後8時)第14話の世帯平均視聴率が8・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが11日、分かった。個人視聴率は4・7%。

初回は12・8%、第2話は10・7%、第3話は10・0%、第4話は、9・9%、第5話は10・3%、第6話は9・2%、第7話は9・8%、第8話は10・1%、第9話は10・1%、第10話は8・3%、第11話は11・6%、第12話は10・3%、第13話は9・5%だった(いずれも世帯平均視聴率)。

京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員・榊マリコ(沢口)が専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。21シーズン目に突入し、現行連ドラとして最多シリーズ記録を更新した。

橋口呂太(渡部秀)がにわかには信じられないような話を始める。それは、知り合いの少年の元に、亡くなった父親の記憶を受け継いだという男が現れたというものだった。呂太に懇願され、マリコは、その少年に会いに公園へ向かった。

少年の父親は、大学准教授の賀茂井健治。1カ月前にとある境内の階段から転落死したが、「臓器提供意思表示カード」を所持していたためドナーとなることになった。公園についたマリコらが目にしたのは、少年・賀茂井大翔(潤浩)に1人の中年男性・笠城覚士(橋本じゅん)が親しげに話しかける様子で、彼こそが賀茂井から臓器を提供してもらったレシピエント(移植を受けた人)だという。マリコは賀茂井の死は単なる事故ではないと感じ…。