プロフィギュアスケーターの村上佳菜子(27)が12日、日本テレビ系「ウェークアップ」にリモートで生出演。ウクライナ侵攻に反対した各スポーツの国際大会から、ロシア選手が除外されていることにコメントした。

 国際スケート連盟は、ロシアとベラルーシの選手の世界選手権への出場を認めなかった。

 村上は「選手だけのことを考えると、選手たちが原因でこういったことが起きているわけではないので、胸が痛いところもあるんですけれども、これだけスポーツ界にも影響が出ているってことを改めてプーチン大統領も気づいて、行動するべきだと思う」とコメント。

 また、トリノ五輪で金メダルを獲得したロシアのエフゲニー・プルシェンコ氏は、スポーツの国際大会からロシア選手が除外されていることを受けて「これは差別でアスリートの権利をひどく害するものだ」などという文章を投稿している。

 プルシェンコ氏の主張については「この言葉がどういった意味だったかということを、私たちはこの文章でしか読み取ることができないので、判断するのが難しいところもある」と指摘。

 続けて「戦争が起きているということ自体、現実なのかと疑ってしまうところもある中でのこの言葉は、もしかしたら、何かいろんなことがあってのこの言葉だったのかと」と述べた。