福島県いわき市出身の武田玲奈(24)が12日、同市近くの楢葉町のJヴィレッジで開催された環境省主催の「福島、その先の環境へ。シンポジウム2022」に出席した。

東日本大震災発生からの11年を振り返り「東京でお仕事していると『出身どこ?』って聞かれ『大丈夫?』と言われる。最近は減ってきて『あれ、おいしいよね』と言われる、変わってきた」と、福島のイメージが徐々に変わりつつある実感を口にした。

武田はショートムービー「ふくしまの伝統・魅力 再発見」に出演し、福島の魅力を紹介している。「こんなにおいしい野菜があったんだとビックリした。ずっと福島に住んでいたのに、まだ知らないことがたくさんあった。1番は地元の人に味わい、体験し、知ってもらうことから始めないといけない。SNSで、もっと魅力を発信できたらと強く思います」と語った。