女子プロレス「スターダム」期待のルーキー・天咲光由(あまさき・みゆ=19)が、デビュー3戦目で初勝利だ。

 13日の東京・後楽園ホール大会はAZMと組んで中野たむ、月山和香組と対戦。中野から攻撃を受けながら、この日も身体能力の高さを生かして積極的に技を仕掛けた。最後はAZMが月山にダイビングダブルフットスタンプを決め、白星を収めた。

 試合後、AZMが「光由、初めての後楽園ホール、無事勝利しました!」と祝福。天咲は笑顔で「ありがとうございます」と喜びをかみ締めた。

 さらに「今日は私が勝ちましたけど、いつかは光由が勝ってくれることを信じて。また、私もその時は2人でタッグ組んで成長し合って、いつかはもっともっとタッグで進化していきたいと思います」と続けると、天咲も「今日はAZMさんのおかげで勝てたんですけど、次が自分が勝てるように頑張っていきたいと思います」と力強く語った。

 天咲は11日の新イベント「NEW BLOOD 1」(品川インターシティホール)でデビューを果たし、前ワールド王者・林下詩美の胸を借りた。その後、詩美が所属するユニット「クイーンズ・クエスト」加入が決まり、前日には極悪軍団「大江戸隊」との5対5綱引きマッチでメインを務め、スターライト・キッドと激突。敗れはしたものの、しっかりと存在感を見せた。

 今後はシングル戦の勝利にも期待がかかる。この日はシンデレラ・トーナメント(4月3日、東京・立川ステージガーデンで開幕)1回戦でゴッデス王者の葉月と対戦することが発表されたが、果たして…。