まさか〝ドロ沼裁判中〟の発表だったとは――。演歌界のホープ・中澤卓也(26)と、演歌歌手でユーチューバーの西田あい(33)が14日、一部で報じられた交際を双方のSNSで認めた。美男美女カップルの誕生に祝福ムードかと思いきや、実情はまったく違うというから驚きだ。本紙の取材では、中澤は婚約していた一般女性との間で現在裁判中。西田とは二股交際の末の〝乗り換え愛〟だった。

 中澤はデビューした2017年に、日本レコード大賞新人賞や日本有線大賞有線奨励賞を受賞。さわやかなルックスで、マダムキラーと呼ばれる〝演歌界のホープ〟だ。

 一方、西田は2010年にデビュー。演歌歌手とグラビアの〝二刀流〟で活躍し、18年3月からはユーチューバーとしても人気だ。

 西田は14日、自身のツイッターを更新。交際期間は約半年と明かし、「私、西田あいは中澤卓也さんと真剣にお付き合いをさせていただいております。私は私なりの寄り添い方で彼を支えていけたらと思っております」などとつづった。

 一方、〝不穏なムード〟を感じさせたのは中澤が交際報告したブログの文面だ。「本来であれば、私たちなりのタイミングでお伝えしたい内容でありました。さまざまな臆測が飛び交っている中での発表になってしまったのは残念ですが、真剣にお付き合いさせていただいております」と報告。真剣交際には似つかわしくない〝さまざまな臆測〟という文面が何かのトラブルをうかがわせ、ファンを騒然とさせた。

 臆測とはいったい何なのか――。実は昨年、ネット上に中澤と西田との交際や一般女性と二股交際を疑う書き込みがあり、さらにLINE画面も流出。そのあまりにドロドロした内容は一部のファンにも知られることとなり、水面下で大騒動となっていたのだ。

 中澤と西田は同じレコード会社に所属していたが、中澤は昨年10月、西田は今年2月末にそれぞれ契約を終了。さらに、西田は2月末で所属事務所も退所し、2人の親密ぶりもウワサされていた。

 実際、本紙は交際発表前の1月下旬や2月某日、都内の中澤の所属事務所に通う西田の姿を目撃。交際の事実について確信を深める一方、取材を進めると、中澤が二股交際が取りざたされていた一般女性と現在裁判中というウワサがあり、それが事実だということも分かった。

 テレビ局関係者の話を総合すると、中澤は一般女性Aさんと婚約中に西田と浮気。中澤が婚約破棄した上で西田に乗り換えたという。そんな不義理な対応の数々に女性サイドは激怒し、裁判を起こしたというわけだ。

 本紙の取材に中澤の所属事務所は一般女性と「裁判になっていることは事実です」と認め、「弁護士にお任せしているので、内容については何もお話しできません」と回答。西田との二股交際や、婚約していた一般女性についても尋ねたが、「裁判中ですので、何もお話しできません」と同じ回答を続けた。

 中澤を巡っては、所属レコード会社の契約終了とともに、サブ司会を務めていたBS朝日「人生、歌がある」も昨年10月に突如降板。仕事関係者らも西田との交際に関する不義理ぶりに怒りをにじませていたという。

 さらに、ファンの間で知られていた中澤のマネジャーB氏も先月、事務所を退社していたことも判明。しかし、これまで中澤本人も事務所も説明をしてこなかったことに対して、ファンは不安を募らせてきた。

「裁判中に真剣交際のコメントを発表した中澤さんと西田さんの姿をAさんはどう見ているのか…。その心情を考えると、いたたまれない」(Aさんを知る関係者)

 西田はブログで「お仕事に対して誠実に向き合う彼と一緒に過ごす中で私も自分らしく居られる時間が増えました」と中澤への信頼をつづったが、周囲から祝福された交際宣言ではなさそうだ。