カムカムエヴリバディ:算太、るいの回転焼き食べる 40年ぶり実家のあんこ「良かったね」「家族の思い出の味だもんね」の声

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第94回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第94回の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第94回が3月15日に放送された。算太(濱田岳さん)が、実家である和菓子屋「たちばな」のあんこを引き継いだ、るい(深津さん)の回転焼きをついに口にすることができた。

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 算太は以前、「大月」の回転焼きの評判を聞いて、商店街にやってきた。ひなたの案内で「大月」の店先に到着するも、回転焼きを作っていたのが、めいのるいであることを知ると、算太は姿をくらました。

 第94回では、算太が大月を再訪問。お茶の間にいるところにひなたが帰ってきて、突然いなくなった理由を聞くと、「ちょっと、迷子になってしもうたんじゃ」と言い訳する。るいから算太が親戚であることを聞かされ、驚くひなたを尻目に、算太は回転焼きを食べると「間違えねえ、こらあ、たちばなのあんこじゃ」とうなっていた。

 算太は岡山を出て失踪してから約40年、ひなたたちの前から姿をくらましてから、10年近い年月が経過。ようやく「たちばな」のあんこを食べることができた算太に、SNSでは「たちばなのあんこが食べられてよかったね」「家族の思い出の味だもんね。回転焼き食べることができて良かったね」「たちばなのあんこに巡り会えて良かった」「何十年ぶりの橘のあんこだったのだろう」「ずっと求めていた味にやっと再会できましたね!」といったコメントが並んだ。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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