千原ジュニアやでか美ちゃんら“ジェンダーフリー”考える

2022/03/15 21:47 Written by Narinari.com編集部

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タレントの千原ジュニア、お笑いジャーナリストのたかまつなな、タレントのでか美ちゃん、ラジオパーソナリティでタレントのマンボウやしろが、3月13日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。“ジェンダーフリー”について考えた。

番組はこの日、「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役などで知られる声優・緒方恵美が、「第16回声優アワード」で主演女優賞を受賞した際に「女優賞でいいんですか? 自分は声優をやった年月の7割くらいを少年役の声優として過ごし、自分を女優と思ったことがあまりない。中の人(演じる声優)の性別と言われたが、もはや“そろそろ”ではないでしょうか?」と問題提起したことを紹介。このことから、性別による社会的・文化的差別をなくす“ジェンダーフリー”について考えた。

お笑いジャーナリストのたかまつななは「芸人としてデビューした時に、容姿イジリや恋愛トークが求められた。当時は『こう言ったら笑いを誘える』と思い、その話に乗ってしまったことを自分の中で反省している」とコメント。続けて「女芸人の中には容姿イジリをされて救われる人もいるかもしれないし、傷つく人もいるかもしれない。人と人のコミュニケーションなので、個人にとって嫌なことを言わないようにしないといけない」と自身の意見を語った。

また、タレントのでか美ちゃんは「英語の“they”のように、日本語でも性別を特定しない呼び方があると良いと思った。人それぞれ受け取り方が違って、どの呼び方が相手に嫌な思いをさせてしまうのかわからないので、慎重に相手の話を聞いていきたい。こういう言い換えを“言葉狩り”と言ってくる人がいるが、新しい言葉が生まれてくるのが言葉の楽しさだと思う」とコメントした。

ラジオパーソナリティとしても活躍しているマンボウやしろは「ここ数年で、『旦那さんは何をしているんですか?』『奥さんは?』とラジオで言うことに違和感が生まれてきた。一方で、言い換えをすることによって、ラジオを聞いている方が違和感を持ってもちょっと変。情けないけど、周りの様子を見て、足並みを揃えようと思っている。いろんなことが変わっていくべきだと思っているし、変わって当たり前だと思っているのだけど…」と自身の葛藤を語った。

さらに、千原ジュニアから「“女子アナ”と呼ばれると嫌ですか?」と問われたテレビ朝日の田中萌アナは「“女性アナウンサー”“男性アナウンサー”と分けて呼ぶこと自体に『どうなのかな?』と思うことがある。“アナウンサー”で良い気がする」と応じた。

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