巨人の新助っ人、マット・アンドリース投手(32)が17日に、ジャイアンツ球場で来日後初練習を行った。

 新型コロナの影響もあり、米国アリゾナ州で新助っ人向けのミニキャンプを行った後、13日に待望の来日。隔離期間を経て、始動の日を迎えた。

 先にチームに合流していた、同じく新助っ人のシューメーカーと共にランニングやキャッチボールなどで汗を流すと、最後はスタッフ相手に変化球も交えながら強めの投球も行っていた。

 隔離生活を終えて久々の運動となったが、状態は良好な様子。「感触はとても良かったです。部屋から出ることができて、運動をひととおりしてみて、これから自分の練習メニューやルーティンに入っていく…という意味ではいい一日だったと思います」と笑顔を見せた。

 来日にあたっては「ご近所さん」だったという巨人OBで現レッドソックスの澤村拓一投手からアドバイスを受けたという。「契約後に澤村選手とやりとりしました。住むところが近所でもあるので、野球の話ではないですけど『地下鉄が発達してるよ』とか『近くにこういうレストランがあるよ』などの話とかはしました」と、日本で生活する上での知恵を授かったことを明かした。

 コンディションも、新生活への予習もばっちりな右腕。18日にはブルペン入り予定となっており、順調に調整が進めば早期の一軍昇格も望めそうだ。