美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長(77)が18日、ツイッターを更新し「特発性大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)症」を公表したお笑いコンビ、千原兄弟の千原ジュニア(47)の人工股関節を入れる手術に言及した。

高須氏は「わし、もともと人工関節の先駆者になりたくてドイツのキール大学整形外科に研修留学してたんだ。美容外科医なんかにならないで人工関節を極めていたら千原ジュニアの手術ができたかもしれん。残念なう」とツイート。続けて「ドイツのキール大学整形外科で最先端の人工関節の研修をしているわし。あのまま人工関節を極めていたら千原ジュニアの大腿骨骨頭壊死の治療をしていたに違いない。人工関節は社会復帰が早くてすぐに役に立つから施術者が神のように尊敬されるんだ。少し後悔なう」と吐露した。

ジュニアは過去にテレビ番組で、バイク事故で顔面を負傷した際に顔を整えたのが高須氏だったと打ち明け、感謝の言葉を述べたこともあった。

特発性大腿骨頭壊死症は、大腿骨頭の一部が、血流の低下により壊死(骨が腐った状態ではなく、血が通わなくなって骨組織が死んだ状態)に陥る病気。厚生労働省の特定疾患に指定されている。日本国内では年間約2000~3000人が罹患(りかん)しており、30~50代に多いとされている。