ボートレース大村のSG「第57回クラシック」は大会4日目の19日、予選最終日を迎える。

 3日目(18日)の大村は4~6メートルの向かい風水面となった。SGクラスだけに極端なスタートのバラつきはなかったが、コーナーでボートが跳ねたりバランスを崩す選手はちらほら。見た目以上に難しいコンディションだったようだ。

 それでもインは相変わらず強く9勝、2着3本と幅を利かせる中、注目のカードとなったのが6R。2日目まで1、1、2着の毒島誠と1、3、1着の遠藤エミが直接対決し、3号艇の遠藤が3コースまくり快勝(5号艇の毒島は4着)。早くも3勝をあげ得点率トップに。準優、そしてその先へ、また一歩前進した。
 
 秦英悟も3勝をマークして2位につけるほか、前田将太4位、上條暢嵩位タイと伏兵陣の健闘も目立つ。これは世代交代=勢力地図が変わる予兆か。

 また、地元エース・原田幸哉(46=長崎)は連勝スタートのあと6、5着で15位タイ。得点に余裕がなくなった。積極的なコース取りからは責任感が伝わってくるが、際どいスタートが行けないのも地元の責任感からだろう。ジレンマを抱えつつ、4日目2走は準優へ目イチのアタックだ。