TBS井上貴博アナウンサー(37)が19日、同局ラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版」(土曜午後3時)に生出演し、4月2日にスタートする自身初の冠ラジオ番組「井上貴博 土曜日の『あ』」(土曜午後1時)をアピールした。

番組終盤にゲスト出演した井上アナは、同局の大先輩にあたる大沢に「貴重な放送時間割いてくださりありがとうございます」と感謝した。

以前アシスタントを担当していたラジオ番組を卒業する際に、「テレビで修行をしてきます。必ず戻ってきます。戻ってくるからにはメインで」と誓っていたといい「ようやく戻ってくることが出来たと待望です」と新番組への思いを語った。

新番組は、以前には元TBSアナウンサーの久米宏がパーソナリティーを務めていた枠で、「-ゆうゆうワイド」の枠にも重なる。

井上アナは「TBSアナウンサーとしての、局アナ魂みたいなものは全て引き続かせていただきたい。TBSアナウンサーの大先輩から私が勝手にバトンをいただいたと。是が非でも結果を残したい」と力を込めた。

さらに「大沢悠里さんの番組の雰囲気を引き継いでいきたい。立ち止まる空間を作りたい。そしてそれは局アナじゃなきゃできないことが多分にある。局アナだからこそ出来ることが絶対ある。局アナとしてもがく姿をリスナーの皆様に楽しんでもらいたい」と番組への意気込みを語った。

大沢からも「テレビではわからない井上アナウンサーの魅力が出てくると思いますよ」と期待をかけられ、「ラジオはテレビよりもっと近い。テレビだと『みなさん』、ラジオだと『あなた』になる」、「『リスナー』って言葉嫌いなんですよ。『ラジオをお聞きのみなさん』なんだよ」「速く話しているんだけど、ゆっくり聞こえる話し方ってあるんだよね」といった金言をもらっていた。