ロシアで、欧州リーグ(EL)の試合中に映ったウクライナ国旗が別の映像に置き換えられたとウクライナメディア「デポ」が報じた。
同メディアによると、ELのイングランド・プレミアリーグ、ウェストハム対スペイン1部セビージャ戦(17日)で、ウェストハムのウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコが登場した際、会場でウクライナ国旗がはためく映像が、ロシアの中継では男性が食べ物にかぶりつく映像に変わった。さらに、ヤルモレンコがゴールを決め、観衆がウクライナ国旗を掲げ喜ぶシーンも、国旗がまったくない観客の場面が使用されたという。
ウクライナ侵攻について、徹底した情報統制がなされていると言われるロシア。ウェストハムは8強入りを決めており、ヤルモレンコの活躍にも、対応が続きそうだ。