日本代表DF長友佑都(35=FC東京)が主力離脱による〝不安説〟を一蹴した。カタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦(24日、シドニー)とベトナム戦(29日、埼スタ)に臨む森保ジャパンに召集されていたFW大迫勇也(神戸)とDF酒井宏樹(浦和)がケガのため代表活動に不参加となった。

 そんな中、長友はオーストラリア・シドニーでの活動がスタートした20日のオンライン取材で「長い間、戦ってきた仲間で残念だけど、前回もセンターバック(CB)2人(吉田麻也、冨安健洋)がいなくて、皆さんも心配されていた。それでも代わりの選手たちが、素晴らしいパフォーマンスを見せて勝利した。今回も問題なく、代わりの選手が戦ってくれると思う」。前回の中国戦(1月27日)、サウジアラビア戦(2月1日)では、DF谷口彰悟(川崎)とDF板倉滉(シャルケ)が吉田、冨安不在の影響を感じさせず、連勝した。

 オーストラリアに勝てば7大会連続7度目のW杯出場が決まる。「この試合に勝ってW杯を決めたい。引き分けとか全く考えず、勝ちにこだわってチーム一丸で戦いたい」と改めて必勝を誓った。