ニューヨーク州弁護士で信州大学特任教授の山口真由氏が22日、ツイッターを更新。勉強について、持論を展開した。

 山口氏は仕事がら学生と接する機会が多いことから、学生たちの勉強に向かう姿勢に思うところがあったようで「『勉強が楽しい』という子を見ると、あぁこの子はまだそこまで勉強してないんだろうなぁと思う」とつづった。

 山口氏は東大法学部在学中に司法試験に合格したが、試験前には1日19時間半の猛勉強をしたというエピソードが知られている。当時を振り返って山口氏は「1日19時間半勉強したときは、むしろ苦痛でしかなかったし」と楽しいどころではなかったといい「で、そのうち、この苦痛にこそ生きてる実感を覚えるくらいに疲弊してきて、そこまでいけば急速に解脱に向かうのだという気がする」と私見を述べた。苦痛を乗り越えることで、突き抜けることができるというわけだ。