ロックシンガーの世良公則(66)が23日、ツイッターを更新。電力量供給維持の危機感を訴えた。

 世良は、菅義偉政権下で「2035年までに新車販売で電動車100%を実現目標またデジタル庁を設けデジタル化推進」を掲げたことを上げ「実現には想像絶する膨大な電気量が必要」と現状では電気自動車の普及や、デジタル化の問題点を指摘。

 さらに「先日の地震で現在の電気消費量でもブラックアウトを懸念」「「ブラックアウトは社会機能停止、生命維持に直結する大問題 政府にこれを回避する案は」と現在の電力問題に疑問を投げかけた。

 22日は福島沖地震による火力発電所停止に加え、悪天候の影響で太陽光発電が稼働しない中、気温が低下。暖房需要が拡大し東京電力圏内などで電力需要ひっ迫の状態となった。ブラックアウト(全域停電)という最悪の事態は免れたが、今後に向けて大きな課題が残された。