ウクライナ救済と支援のために29日(日本時間30日)に開催される「コンサート・フォー・ウクライナ」(バーミンガムのリゾート・ワールド・アリーナ・バーミンガム)への大物ミュージシャンの参加が続々と決まっている。22日(日本時間23日)にはファンク界の大御所ナイル・ロジャース&シック、英国の国民的バンド、マニック・ストリート・プリチャーズの参加が決定した。
 
 同コンサートは英国の民間放送ネットワーク・ITVが開催に動き、当日もライブの模様を放送する。同局のツイッターでは連日出演者が発表され、前日までにはエド・シーラン、カミラ・カベラ、スノウ・パトロールの参加も決定しており、この日からチケットも発売開始。開催までまだまだ大物アーチストの参加が実現しそうだ。

 ナイルは「ウクライナの紛争の影響を受けた人々とともにわれわれも一緒に戦うこと、そしてわれわれは〝家族〟であることを示すことが重要だ」とコメントしている。

 同コンサートの収益金は近隣諸国での人道的および緊急対応作業を支援するため、災害緊急委員会(DEC)に寄付される。コンサートの放送から得られるスポンサーシップと広告収入だけでも300万ポンド(約4億6890万円)以上の調達が見込まれている。