WWE・NXTで紫雷イオ(31)が、元NXT・UK女子王者ケイ・リー・レイとの日英コンビで「女子ダスティ・ローズ・タッグチーム・クラシック」に優勝。試合後はまさかの展開が待っていた。

 決勝戦の相手は因縁のダコタ・カイ&ウェンディ・チューで、ケイ・リーがウェンディ、イオがダコタにトペスイシーダを放って激戦となった。

 終盤にはケイ・リーがダコタのダブルストンプ、ウェンディのスプラッシュを浴びてピンチとなるも、イオがミサイルキックでカット。最後はケイ・リーがウェンディをヘッドバットからKLRボムでマットに叩きつけてイオと交代すると、最後は必殺のムーンサルトプレスでウェンディを圧殺し、見事な連係で3カウントを奪った。

 これでイオはNXT女子王座、NXT女子タッグ王座に続き、WWEでは3つ目のタイトルを獲得。紙吹雪が舞う中、トロフィーの前でケイ・リーとともに喜びを表した。

 ところがここでNXT女子王者マンディ・ローズと、NXT女子タッグ王者ジジ・ドリン&ジェイシー・ジェインのユニット「トキシック・アトラクション」が登場。日英コンビはタッグトーナメント優勝でジジ&ジェイシーのタッグ王座挑戦権もゲットしたため、敵対するトキシック軍のリーダー、マンディが挑発してきたのだ。
 
 しかし、ケイ・リーは「タッグ王座の代わりにNXTスタンド&デリバーのNXT女子王座戦にフェイタル4WAYで挑戦する」と宣言。イオも「イエーイッ!」と同意すると、いきなり自身のベルト挑戦を要求されたマンディは「マジ? マジ?」とキレた。ジジが液体を浴びせ、マンディとジェイシーがイオとケイ・リーに襲い掛かった。

 ここでマンディへの王座挑戦が決まっていたコーラ・ジェイドが登場。トキシック軍にエルボー連打を放つと、イオはマンディに、ケイ・リーはジェイシーにドロップキックを見舞って蹴散らした。

 これを受け、イオ、ケイ・リー、コーラの3人が王者マンディに挑むNXT女子王座フェイタル4WAY戦が「NXTスタンド&デリバー」で決定した。

 イオは同王座返り咲きなるか。レッスルマニアウイークにNXT女子の頂点を争う一戦も注目を集めそうだ。

「NXTスタンド&デリバー」は日本時間4月3日にWWEネットワークで配信される。