阪神・藤浪晋太郎投手が24日、京セラドーム大阪で行われた全体練習に参加。翌日25日に控えた開幕・ヤクルト戦へ向け意気込みを語った。

 新型コロナウイルス陽性判定を受けた青柳の〝代役〟とはいえ、背番号19は2年連続で開幕投手の大任を担うことに。「昨年は2日前から緊張していたのですが今年はそうでもない。昨日も今日も落ち着いて過ごすことができています」とした右腕は「仕上がりは悪くない。ベストと言う状態でもないがいい状態で(開幕を)迎えることができていると思う。あまり気負わず背負わずいけたらいいなと思っている」と抱負を語った。

 対峙するのは昨季日本一に輝いたヤクルト打線。「どんどん振ってくるイメージですし切れ目のない打線。ちょっと隙を見せるとぽんぽんやられるような感じがあるので余計な隙を見せないようにしたい。苦しい場面も多いと思うが何とか粘ってチームに流れを持ってくる投球ができれば」と藤浪は表情を引き締めた。