俳優の堤真一さん主演の連続ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系、金曜午後10時)最終第10話が3月25日に放送され、貴恵(石田ゆり子さん)の魂が乗り移った万理華(毎田暖乃さん)と新島家の人々が交わした最後の会話が視聴者の涙を誘った。
ウナギノボリ
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原作はマンガ誌「週刊漫画 TIMES」(芳文社)で連載中の村田椰融(やゆう)さんの同名マンガ。妻・貴恵を失い、生きる意味を失った主人公の新島圭介(堤さん)が、小学生の女の子・万理華に魂が乗り移った貴恵と再会を果たし、生きることに再び向き合っていく姿を描くホームドラマだ。
最終話では、万理華、圭介、麻衣(蒔田彩珠さん)は、今ではすっかり手つかずになっていた新島家の農園を訪れることに。そこで、万理華たちは家族水入らずで語り合った後、農園に一つの苗を植える。
麻衣は万理華に「大好き。会いに来てくれてありがとう」と涙ながらに告げる。一方、圭介は「ありがとう、貴恵。会いに来てくれて。ありがとう、僕の妻でいてくれて」と感謝する。大粒の涙を流す万理華。圭介と麻衣の顔を交互に見て、「おやすみ」と告げると、そのまま眠りに落ちる。朝方までずっと農園にいた3人。万理華が目を覚ますと、貴恵の魂は抜けていた……。
これまでの放送でも、たびたび泣きの演技を披露してきた毎田さん。最終話でも圧巻の涙の名演を見せ、SNSでは「毎田暖乃ちゃんの芝居ほんと良かった」「おやすみのシーン、せりふも画(え)も表情も何もかもすばらしくて激泣きしてしまった」「最後まで暖乃ちゃんの演技に感動した」「優しいオヤスミに感涙」「最後の言葉が“さよなら”じゃなく“おやすみ”ってのも良かった」といった声が集まった。
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