国際政治学者の舛添要一氏が29日、ツイッターを更新。テレビなどでの言葉の使い方の誤りに苦言を呈した。

 舛添氏は13日の放送のTBS系「サンデーモーニング」で「他人事」の読みについて「出演者が『他人事(ひとごと)』を『たにんごと』と言っている」と投稿。

 この日の投稿では「先日も指摘したが、有識者まで『他人事(ひとごと)』を『たにんごと』とテレビで誤読する。この間違いと対に使われるのが『自分事(じぶんごと)』という変な表現だ。普通『わがこと』である」と対語でも間違った使い方をされていることを指摘した。

 さらに「昨日の毎日新聞は『人ごと』と表記していた。これなら誤読はないが、正しい日本語が廃れるのは悲しい」と新聞などでは「他人事」は使用せず一般的に「人ごと」を使っている点にも言及している。