日本サッカー協会の田嶋幸三会長が、カタールW杯アジア最終予選ベトナム戦(埼玉)で森保ジャパンが1―1と引き分けた後にコメントし、関係各所に感謝の言葉を述べた。

 田嶋会長はまず「今日の試合に多くの方がスタジアムに足を運んで応援してくれたことに感謝いたします。ファン・サポーターの皆様の応援が予選を通して大きな力になりました。多くのご支援をいただいているキリンさんやパートナー企業の皆様、地上波で放送いただいたテレビ朝日さんにもあらためて御礼を申し上げます」とファンのほか、スポンサーや試合の中継局への感謝を強調した。

 そして「4月1日の抽選会で本大会の対戦相手が決まります。今日の結果は残念でしたが、本大会でいい成績を残せるようにチームづくりをしていきたいと思います」と本大会に向けて決意表明。

 最後に「この予選を埼玉スタジアムで開催できたことは、日本代表にとって大きな力になりました。コロナ禍でも無事に予選を終えることができ、あらためて様ざまなご協力をいただいた日本政府や埼玉県の皆様に感謝いたします。この予選は声を出して応援ができないなど、多くの制約がある中で行われました。ファン・サポーターの皆様と喜びを分かち合える、本来のスタジアムの姿に早く戻していきたいと思います」と繰り返し感謝の言葉を口にした。