カムカムエヴリバディ:雉真の足袋が世界に! 勇の涙に視聴者も感動「胸熱」「千吉さん、稔さんの夢を勇ちゃんが」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で勇を演じる目黒祐樹さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で勇を演じる目黒祐樹さん (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第106回が3月31日に放送。岡山の雉真繊維の足袋が、ハリウッド映画「サムライ・ベースボール」の衣装として使われることになり、ひなた(川栄さん)の大叔父の勇(目黒祐樹さん)が感涙。「涙もろくなった勇おじさん」「なんだかこちらまで胸熱」と視聴者にも感動が広がった。

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 京都の大月家を訪れた勇は、ひなたから、雉真繊維の足袋が衣装に採用されたという話を聞くと、「そうか、雉真の足袋が」と涙する。「ようよう打順が回ってきたのう。雉真繊維は小せえ足袋屋から父さん(千吉)が一代で築き上げたんじゃ」と話し、「雉真の足袋がこねえな形でひ孫の役に立つたあ。父さんも草場の影でどねえに喜んどるじゃろう。作り続けてよかった。守り続けて良かった。わしゃあ今、心からそねん思う」と涙ながらに語った。

 勇の言葉に、SNSでは「千吉さんが大切にしていた足袋と、世界を見ていた(勇の亡き兄の)稔さんの夢を、勇ちゃんが」「もともと、足袋から始まったんやもんね、うれしいよね」「涙もろくなった勇おじさん」「涙もろすぎるやろ。しかも野球に関係してる映画やしなあ」「なんだかこちらまで胸熱」と感動の声が並んだ。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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