全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」(4月9日、大阪で開幕)の全体会見が31日に行われ、前年度覇者のジェイク・リー(33)が連覇へ自信をのぞかせた。

 2010年の鈴木みのる以来史上4人目のCC連覇を狙うジェイクはAブロックにエントリーした。開幕戦で激突する芦野祥太郎からは「去年は3分くらいでやられてしまったので、今年は俺が1分くらいでアンクルロックでタップアウトさせてやろうかなと思います」と挑発を受けたが「芦野、お前面白いこと言うな。いいよ」と余裕の笑み。「去年は最終戦が無観客で行われて。なのでね、今年はとにかくお客さんが入った状態で最終戦を(迎えたい)。しっかり2連覇したいと思います」と豪語した。

 昨年末に「鼻骨骨折、左眼窩内側壁骨折」で保持していた3冠ヘビー級ベルトを返上。3月大田区大会で約3か月ぶりに復帰したばかりだが、コンディション面も「まったく。まったく問題ない」と強調した。「俺がやらないと誰がやるのっていう」と使命感を燃やしたジェイクが、王道マットの中心に舞い戻る。