柔道の全日本選抜体重別選手権(2、3日、福岡国際センター)の前日記者会見が1日、オンラインで行われ、男子66キロ級で世界選手権2連覇中の丸山城志郎(28=ミキハウス)は「新たなスタートでもあり、ここでもう1回、丸山強いなと思わせるような試合をしたい」と意気込んだ。
 注目は東京五輪金メダルの阿部一二三(パーク24)との再戦だ。東京五輪代表の座をかけ、2020年12月に対戦。敗れたものの、24分もの死闘は両者の強さを際立たせる、歴史に残る戦いとなった。

「おそらく試合を見たいという方がたくさんいると思うが、当たるなら決勝なので、まずは1回戦、準決勝、ここに集中しないと。決勝で対戦すれば正々堂々、自分の柔道をつらぬいて、勝ちにこだわりたい」と語った。またも名勝負となりそうだ。