お笑い芸人のほんこんが1日、自身のユーチューブ「ほんこんちゃんねる」を更新。2人の女優から〝性加害〟を告発され、所属事務所から契約解除された木下ほうかについて語った。

 3月23日配信の「文春オンライン」によると、木下は2011年に榊英雄監督が開催したワークショップに、講師ではないのに顔を出し、若手女優のXさんを自宅に呼び出し、性的行為を強要。また、業界人が集まる飲み会で知り合ったYさんに対しても自宅へ呼び出し、パワハラじみた言動を用いて関係を迫ったという。

 木下は同28日、報道について「一部事実と異なる点や10年程度前のことで記憶にないこともございますが、概ね間違っておりません」と認め、芸能活動の無期限休止を発表。所属事務所からマネジメント契約を解除された。

 ほんこんは「そういうことをなぜやってたか…(好意があるなら)『好きやねん』って言うて、アタックしたらよかったやん」と指摘し「やり方としては(女性を)モノとしか考えてない。その日の欲情のまま。そんなんはアカンわ」と一刀両断した。

 木下が被害女優に〝仕事〟〝先輩〟をチラつかせたことが「かっこ悪い」としたほんこんは「そりゃ、綺麗な人を目の前にしたら(欲情的に)なるかもしれへんけど、まず呼ばへんわ。呼ぶんやったら、違うことで呼ぶわ。かっこ悪いやん。仕事のことって。絶対イヤやわ」と自らに置き換えて語った。

 一方で、自身の周囲でも「ある芸人がな、俺それ聞いて引いた」と似たようなエピソードがあると告白。それによると、その芸人は帯番組を務めていたが、そこに出演していた後輩女性芸人を「1年最後の忘年会」「打ち上げ」と称して、飲食店に呼び寄せたという。

 しかし「行ったら、ソイツしかおれへんかったんやて」といい「家と違って飲み屋やけど、それやったら(打ち上げと)言わんでええやん。『飲んでんねん、来てや。寂しいわ』でええやん。聞いて、俺引いたもん」と苦い表情だった。