レゲエ界に激震走る!! 伝説的レゲエサウンド(グループ)「Mighty Crown(マイティークラウン)」のMASTA SIMON(マスター・サイモン)、SAMI―T(サミーT)と「RED SPIDER(レッドスパイダー)」のセレクター・ジュニアが20年ぶりとなる〝奇跡の対面〟を果たした。

 マイティークラウンは1991年に横浜で結成され、1999年にニューヨークで行われた世界大会「ワールドクラッシュ」でアジア人初の栄冠を勝ち取るなど、世界的な活動で知られる。活動30周年となる今年9月に音楽活動の休止を発表している。レッドスパイダーは大阪を代表するサウンドで武道館単独公演実現するなど、シーンをけん引。長年、共演が無かったことから、一部では不仲説がささやかれるなど、周囲からは〝バチバチの関係〟と見られていた。

 今回のコラボではお互いのユーチューブチャンネルに出演。マイティークラウンのチャンネルではレアな3ショットが実現、マスター・サイモンとジュニアが対談している。

 ジュニアのチャンネル「ズンズンチャンネル」ではジュニアとサミーTがトーク。前編のトークでは、ジュニアは「見てる人、何事やと思ってるんちゃいます? 何事や?と」と切り出す。

 そして「何で活動休止するんですか?」とズバリ切り込んだ。

 サミーTは「要素はいろいろあるんだけどね。海外ツアーもいっぱいやってきた。マンネリ化っていうかさ、常に刺激が欲しいんだよね。1回、フラットに戻して。音楽活動休止で、マイティークラウンが活動休止するわけじゃないから。プロデュースとかはやるからさ」と答えた。

 バチバチの関係と見られていたが「実は仲いいんだよ、俺たち」(サミーT)と笑顔で明かす。実は10年前に大阪で2人は食事をして「何かやろう」と話をしていたが、ジュニアの体調不良などもあり、流れていたという。

 その後はレゲエシーンを盛り上げるための方法などを熱く語り合い、共同プロジェクトをスタートさせることを約束した。

 この共演はレゲエ界の大きなターニングポイントとなりそうだ。